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釜山国際映画祭にて監督・行定勲×主演・板尾創路の二人が揃ってレッドカーペットに登場!

 行定勲監督が、28年ぶりに復活するロマンポルノに挑んだ最新作『ジムノペディに乱れる』が、この度、韓国・釜山で現地日程10月5日(水)より開催されている【第21回釜山国際映画祭 ミッドナイトパッション部門】へ正式招待され、監督、キャストがオープニングセレモニーに参加しました。



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1000人を超えるマスコミ関係者殺到!

行定勲監督が、初ロマンポルノ作を引っさげ、出演陣と共にオープニングセレモニーに参加。

行定監督と板尾創路が初対面した釜山の地で、監督・主演として揃ってレッドカーペットの晴れ舞台に登場!



 現地日程10月5日から10月15日まで韓国・釜山で開催される第21回釜山国際映画祭「ミッドナイト・パッション部門」に行定勲監督初のロマンポルノ作品『ジムノペディに乱れる』が正式招待。本映画祭がワールドプレミア上映となる本作は、45th ロマンポルノリブートプロジェクトの一環で製作された作品で、今年で製作開始から45周年を迎える日活ロマンポルノが、行定勲監督のほか塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督ら第一線で活躍する監督陣による完全オリジナルの新作を28年ぶりに発表するプロジェクト。先日行われた第69回ロカルノ国際映画祭にて塩田明彦監督作品『風に濡れた女』が、ロマンポルノとして初めて国際映画祭のコンペティション部門へ招待され、若手審査員賞を受賞し、国内外から注目が集まっています。

 本映画祭はアジア最大級の映画祭で、1000人を超えるマスコミが取材に訪れ、約200倍の抽選を勝ち抜いたマスコミ陣のフラッシュのなか、各国から集まった映画人がレッドカーペットを闊歩しました。日本からは日活ロマンポルノ45周年として制作された本作のほか、『怒り』の渡辺謙など豪華ゲストが登場。本作の登壇者は、行定勲監督、主演の板尾創路、ヒロインの芦那すみれ、岡村いずみの4名。行定勲監督は韓国でも人気があり、監督やキャストがレッドカーペットに登壇すると、韓国の映画ファンたちから大きな歓声が上がっていました。

 板尾と行定監督は、お互い別作品で参加した2009年の第14回釜山国際映画祭の際に初対面。そこから7年後に行定

監督が初めて挑戦したロマンポルノ作品に板尾が主演し、初対面を果たした釜山映画祭のオープニングセレモニーに、今回、監督と主演として一緒に参加することになりました。行定勲監督は「板尾さんと初めてお会いしたのは、ここ釜山

映画祭。7年後、まさか監督と主演として一緒にレッドカーペットを歩くことになるとは思わなかった。初めてお会いした時、『板尾創路の脱獄王』と僕の作品『パレード』のプロデューサーが一緒で、プロデューサーを介してお会いした。この時、板尾さんは監督として参加されていて、今回の『ジムノペディに乱れる』の板尾さん演じる映画監督の古谷という男は、

この時にであった映画監督・板尾創路の印象も影響しています。」とコメントし、主演を務めた板尾は「行定監督と初めて会った釜山国際映画祭で、主演として一緒にレッドカーペットを歩くことができてうれしい。」と感激。また、あでやかな衣装に身を包んだ女優陣の芦那と岡村は今回が映画祭のレッドカーペットの登壇が初めてとなりました。

本作は、10月7日(金)にワールドプレミアとなる公式上映が行われます。



【板尾創路/映画監督 古谷役】コメント

行定監督と初めて会った釜山国際映画祭で、監督の作品の主演として一緒にレッドカーペットを歩くことができてうれしい。

行定監督を信頼しているし、監督のロマンポルノには、ロマンが描かれています。

明日の上映でどのような反応で迎えられるか楽しみです。



【行定勲 監督】 コメント

 板尾さんと初めてお会いしたのは、ここ釜山映画祭。7年後、まさか監督と主演として一緒にレッドカーペットを歩くことになるとは思わなかった。初めてお会いした時、『板尾創路の脱獄王』と僕の作品『パレード』のプロデューサーが一緒で、プロデューサーを介してお会いした。この時、板尾さんは監督として参加されていて、今回の『ジムノペディに乱れる』の板尾さん演じる映画監督の古谷という男は、この時に出会った映画監督・板尾創路の印象も影響しています。

(ワールドプレミア上映されることについての感想)性に対する経験値の違いで映画の見方がかわると思う。

どのように捉えられてもいいのですが、映画を観て何かを持ち帰ってほしいです。



【芦那すみれ/結花役】 コメント

初めてのレッドカーペットなので、まずは転ばないようにしようと思って、すごく練習をしました。歩き方を研究して、かっこよく歩けるようにしようと思って。さっきレッドカーペットを歩いている動画見せてもらったんですがなかなかうまく歩けていたと思います。

点数にしたら60点ぐらいです。最近は過激な表現をすることがどんどん難しくなっていると思っています。この作品がそういう状況に一石を投じるものになったらいいなと思っています。



【岡村いずみ/安里役】コメント

初めてのレッドカーペットが海外の映画祭で、しかも釜山国際映画祭のような大きな映画祭になると思っていなかったのでとても光栄に思います。私は映画のなかで裸になっていることにはなんの抵抗もないです。しかもこんなに儚く美しく描いてもらえてうれしく思っています。世界中の人に、自信を持ってお見せできる作品に仕上がっていると思います。



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●第21回釜山国際映画祭【ミッドナイトパッション部門】 2016年10月6日~10月15日(韓国・釜山現地日程)

 映画の復興と芸術への理解を深めることを目的に1996年に創設。以後、急速に規模を拡大しアジア最大級の国際映画祭へと成長を遂げ、本年度は69ヶ国299作品(うち122本がワールドプレミア上映)が上映予定。





『ジムノペディに乱れる』 (2016年製作、監督:行定勲 出演:板尾創路、芦那すみれ、岡村いずみ) 作品概要

 美しい音楽にのせ官能的に描かれる、切なく不器用な大人のラブストーリー。

1週間―。撮れない日々が続く映画監督の古谷(板尾創路)は、鬱屈とした気持ちを抱えながら、肌のぬくもりを

求めて女たちの隙間を彷徨っていた。仕事、名声、そして愛…全てを失った男が、辿り着いた先に見つけた大切なものとはー?



 主演を務めるのは芸人、俳優など様々な顔をもつ板尾創路。映画監督としても2本の作品を残し注目される彼が、全てを失い自暴自棄になっている映画監督の男を演じる。そして、注目されるヒロインに、透明感の溢れる美しさで注目される新進気鋭の女優・芦那すみれ。これまではBOMI名義でミュージシャンとして活動しており、本作が本格的な映画デビュー作に。もうひとりのヒロインに、NHK大河ドラマ「真田丸」の出演などで注目される若手女優・岡村いずみ。慶応義塾大学を卒業した才女で、non-noの専属モデルを経て女優として様々な作品に出演している。

本作は、板尾創路演じる映画監督の古谷が<1週間>、さまざまな年齢層の女性たちと官能的に乱れる姿も必見。さらに、ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきが、カメオ出演。生誕150年を迎えたエリック・サティの名曲「ジムノペディ」の調べにのせ、ラブストーリーの名手・行定勲監督が、切なく不器用な大人の愛を官能的に描く。



2016年11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか順次公開

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