作品データ:秘本 乱れ雲
秘本 乱れ雲(ひほん みだれぐも)
蝉しぐれに熱い吐息が洩れる離れの昼下り、裾もあらわに白い肌がほんのりと紅おびて、すり寄り給う……
「四畳半――」などとともに”近代三大奇書”と噂された幻の名作!!
[1974年7月6日公開ロマンポルノ作品]
蝉しぐれに熱い吐息が洩れる離れの昼下り、裾もあらわに白い肌がほんのりと紅おびて、すり寄り給う……
「四畳半――」などとともに”近代三大奇書”と噂された幻の名作!!
【DATA】
監督:西村昭五郎
キャスト:碧川じゅん 山科ゆり 宮下順子 鶴岡修 小泉郁之助 堺美紀子 高橋明 高山千草 原田千枝子 加納千嘉 萩原実次郎 【ナレーター】初井言栄
脚本:佐治乾
音楽:山野狩人(=小杉太一郎)
その他スタッフ:撮影/山崎善弘 照明/高島正博 録音/木村瑛二 美術/川船国彦 編集/辻井正則 助監督/加島春毎
【解説】(当時のプレス資料より)
原作は、大正末期に秘密出版された「乱れ雲」で、これは当時の流行作家佐藤紅緑の作といい伝えられているが、確証はない。
東京帝国大学(現東大)の学生が、寄宿さきの姉妹とねんごろになるのと、田舎の幼馴染で、現在は人妻になっている女性との艶話が骨子になっている。
二人の娘の姉役には東映から移籍の碧川じゅんが初主演するほか、山科ゆり、宮下順子、さらに初井言栄がナレーションを担当、西村昭五郎の流麗なタッチの演出ぶりが注目される話題の日活ロマンポルノ。
【動画配信】 [DMM]
[1974年7月6日公開ロマンポルノ作品]