映画『ロマンポルノ・リブート・プロジェクト』

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『ANTIPORNO アンチポルノ』処女なのに売女 自由なのに奴隷 憂鬱すぎる日曜日

作品紹介 - INTRODUCTION

極彩色のファンタジックな世界で、少女の妄想と現実が入り乱れる─ 鬼才・園子温監督が贈るアナーキーで過激な美しき問題作。

園子温監督が脚本を書きおろした完全オリジナルの最新作は、『ANTIPORNO』。主演を務めるのは、本作が長編映画の単独初主演となる女優・冨手麻妙。2015年に公開された園作品のほぼ全てに出演し、園が今もっとも成長を期待する若手女優。見出した俳優が次々とブレイクしている鬼才・園が見初めた新しいミューズとして、冨手麻妙は「園監督の作品のためなら脱ぐ」と 裸上等で難しい役所に挑戦している。

冨手麻妙の相手役には、実力派女優・筒井真理子。京子のサディスティックな振る舞いを受け止めるマネージャー・典子を演じ、カメレオン女優と評される幅の広い演技力で、映画に堂々たる存在感を残し、物語中盤の<ある仕掛け>に最大限の効果をもたらしている。極彩色に彩られたファンタジックな世界観で展開する物語には、女性に対する深淵なテーマが秘められている。園子温が表現の壁をぶち壊す、アナーキーで過激な美しき問題作。開幕。

小説家兼アーティストとして時代の寵児となった京子(冨手麻妙)。極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子(筒井真理子)が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。寝ても覚めても終わらない悪夢。私は京子なのか?京子を演じているのか?虚構と現実の狭間で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。

2017.1.28(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開 2016年11月20日にロマンポルノは45周年を迎えます。