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1987年7月 4日 公開

  • 偏差値H倶楽部

    主演
    杉田かおり
    出演
    山上千恵子 /高橋靖子 /沢田遊吾 /清水大敬 /本多菊次朗 /手代木曜祐 /鳥海俊之 /当山彰一
    監督
    すずきじゅんいち
    脚本
    菅良幸
    その他
    スタッフ
    原作 /愛川哲企画/塩浦茂 製作/福岡芳穂 プロデューサー/鶴英次 撮影/志賀葉一 照明/岩崎豊 録音/ニューメグロスタジオ 編集/鈴木歓
    解説
    性春とはナニだ!あの夕陽に向かってコケ‼
    通称“欲情”学園のアッケラカン官能SEXグラフィティー。

    あらすじ
    ■解説
    美人の新任教師が、教育者としての大志を抱いて赴任してきた学校は、別名“欲情高校”と呼ばれる、すごーくスケベでイヤらしい桃園だった。ムチムチプリンの先生が、肉体を張って生徒、あるいは先生の下半身の性春の悩みに体当たり。にっかつが劇画エロスシリーズ第一弾として放つニューコメディエロス。劇画の原作は「部長の愛人・ピンクのストッキング」の愛川哲也。前作同様、週刊漫画サンデーに連載された、ハチャメチャに明るいキャラクターを菅良幸が見事に脚色している。主演は早大中退の学士女優として前年「現役女子大生・下半身フォーカス」でデビューした杉田かおり。先生役は「令嬢レズ学園」に次いで2本目だが、今まで見せたシリアスな役柄とはうって変わって、3枚目のコミカルな役柄に、Dカップバストをプルンプルンさせながら初挑戦している。監督は、「妖艶 肉縛り」でその実力ぶりをいかんなく発揮したすずきじゅんいち。すずきはロマンポルノ以降、一般映画から海外で活躍している。ロマンポルノ時代の貴重な作品といえるだろう。

    ■ストーリー
    立花美由紀は翌陽高校赴任のため、小さな田舎町にやって来た。赴任第一日目、彼女は下宿先の大家の息子、賢と仲良く登校した。挨拶に校長室に出向くと、校長は女教師、園田まり子といちゃついている。何とか無事に一日を終わらせ賢と家路についた彼女は、草むらから出てきた俊一と雷三に犯されそうになるが、現われた久米教師に助けられる。いい雰囲気になった久米と美由紀は茂みの中で愛し合うのだった。翌朝、久米が理事長のひとり息子であると知ったまり子は、未来の理事長の妻となるべく、彼を豊満な肉体でおとそうとする。そして久米が顧問である青春愛好会・久米塾に出かけ、俊一の偏執的な行動を目撃し、今のことはバラさないから美由紀をレイプしろと詰めよった。俊一は仕方なく雷三や賢たちに手助けを頼み、その晩決行しようとする。彼らたちは美由紀の部屋へ忍び込み、布団を被せ覆い被さった。そこに買物袋を下げた美由紀が現われ、布団からは久米が出て来た。決定的瞬間をカメラでとらえようと待ち構えていたまりこはくやしがる。その後、久米が美由紀と愛し合おうとした瞬間、激痛が体を貫いた。翌日の夜、余りにも異様な症状に、大学時代神秘学研究会に入っていた美由紀が水晶玉に手をかざし精神統一を始めると、丑の刻参りをしているまり子が映った。美由紀が俊一たちと林の中のまり子に近づくと、彼女は美由紀の藁人形に鞭を打った。激痛に転がり回る美由紀。そこに剣道着に竹刀を持った久米が現われ、呪縛など愛の炎で断ってみせると竹刀をふると二つの藁人形は燃え落ちてしまう。翌日、美由紀は校長に土下座され学校をやめてほしいと懇願された。妻に浮気がバレたため、美由紀に罪を被せようというのだ。あまりの理不尽さに美由紀も辞職を決意。久米も後を追うように辞表を提出した。その日の夕方、美由紀に愛を告白するつもりが、俊一たちにのせられ旅立つことになってしまった久米。やがて…、人跡未踏の森の中、熊と肩を並べ青春している彼の姿があった。

    (2023年11月8日 DVD発売)
    販売・配信

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