1987年6月20日 公開
-
-
六本木令嬢 ふ・し・だ・ら
- 主演
- 霧浪千寿
- 出演
- 山崎文/結城麻美/川上孝二
- 監督
- 四ノ宮浩
- 脚本
- 小林政広
- その他
スタッフ - 撮影/瓜生敏彦 助監督/岩永敏明
- 音楽
- 池田淳一
- 解説
- 本物の愛が欲しかった。
虚飾の街、六本木に群れ集まるホテトル嬢たち、 未熟な肉体と性が欲望の狭間で浮遊する―。 - あらすじ
- ■解説
現実の生活から目をそむけ、自らの欲望にだけ従って毎日を流されてゆく少女たち。六本木の街に群れ集まり、ホテトル嬢として趣味を実益を兼ねて生活費をかせぐその日ぐらしの少女たち。繰り返される退屈な日常を漂うように生きてゆく。そのような現代の少女たちの生き方を六本木族の生き方に範をとりながら、きめ細やかに描写。主演は「白昼夢2」に主演した霧浪千寿。そのみずみすしい肉体をスクリーン一杯に披露し、大胆な群れ場を魅せてくれている。監督は、ビデオ界の鬼才、四ノ宮浩。
■ストーリー
百合子は16の時、家でしてあこがれの六本木で生活する。飲んで踊って騒ぐことで、いろんなことを吹きとばしていく。その金を稼ぐために男と寝る。男と寝て稼いだお金で、また遊ぶ。遊んで、男に声を掛けられて、またその男と寝る。百合子の体は、セックスとお金の間をいつも行ったり来たり。そして百合子は19歳になった。みんなにリリーという愛称で呼ばれるような、六本木の顔にもなった。板張りのファッショナブルな部屋も借りている。カッコいい男はたくさんいる。けれど、百合子はいつも孤独である―。そんな折、百合子の部屋にまみという16の女の子が酔ってやてくる。16で客を取り、六本木で遊びまわっているまみの姿を見ていると、百合子は3年毎の自分の姿を思い出す。そんなまみを優しく寝かしつけ、厚化粧で年齢をゴマかしてる顔をそっとなでる。百合子はまみを妹のようにかわいいと思う。でも、まみの寝姿にはどことなく死の匂いが感じられる。一方、まみの父親に頼まれて、まみを捜しにやってきた道夫。道夫は、まみが、百合子と同じホテトルの事務所で働いていたこと、その後も親しくしていたことを突き止めていた。道夫は百合子のマンションを訪ね、まみの居場所を聞き出そうとするが…。 。 - 販売・配信