1984年6月29日 公開
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赤いキャンパス 狂った放課後
- 主演
- 仁科まり子
- 出演
- 太田あや子/高橋麻子/戸川暁子/章文栄/高林幸兵/野坂隆宏/梅田弘次/佐竹一男/番哲也/喜田晋平/橘田良江
- 監督
- 小原宏裕
- 脚本
- 三井優
- その他
スタッフ - プロデューサー/八巻晶彦 企画/栗原いそみ 撮影/森勝 照明/田島武志 録音/福島信雅 美術/菊川芳江 編集/鍋島惇 選曲/伊藤晴康 助監督/池田賢一
- 解説
- 夫が私をレイプする
四つん這いの聖職者
愛が憎悪に変わる時
私の中の〝娼婦”が目醒める - あらすじ
- ■解説
表向きは穏やかで平凡な女教師、しかし裏では同じ学校に勤めるエリート教師の夫のサディスティックなSEXに苦悩の日々を送る…。しかも夫は、不良女生徒とまさかの不倫を繰り広げていた…。
学校での非行・不良が社会問題となっていた公開当時(1984年)の世相を反映した、暴力とエロスに溢れた女教師もの。お堅い女教師・夫の乱暴な愛撫に身を任せる従順な妻・「メス」として目覚めた女の3つを演じ分ける難役を、『発禁・秘画のおんな』で鮮烈に銀幕デビューした仁科まり子が見事に演じている。「スキャンティーズ」としてアイドル的な人気を得ていた太田あや子が夫を誘惑する教育実習生、、ロリータフェイスで人気を博した高橋麻子が不良生徒を演じ、艶やかな痴態を繰り広げる。監督は『桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール』『ズームアップ 暴行現場』など数多くのロマンポルノの名作を残した小原宏裕。
■ストーリー
唐沢苑子は25歳の女教師。夫の敏郎も同じ高校の教師である。
苑子には2つの悩みがあった。ひとつは敏郎との夜の営みである。敏郎のサディスティックかつ一方的な愛撫とピストンに苑子は満足できず、ずっと耐える夜々だった。もうひとつは敏郎の母との関係である。マザコンな敏郎はことあるごとに義母に泣きつき、そのたび義母は苑子を責めるのだった。
ある日、苑子の手元に見慣れないカセットテープが送られてきた。そこには、敏郎が不良生徒のハルオにテストの答案を横流ししていたこと、そして女生徒のみどりと敏郎のSEXの様子が録音されていた。ハルオは取引の見返りとしてみどりの身体を敏郎に与えていたのだ。
ショックを受けた苑子は夜の街をさまよい歩く。その肩を叩いたのは教育実習生の荒野であった。2人はカフェバーで飲むが、荒野は店内のトイレで行きずりの男とSEXを繰り広げる。さらに衝撃を受ける苑子。
翌日、苑子は敏郎を探し、ハルオとみどり一味が雑魚寝するマンションへと乗り込む。そこで見かけたのは、情けなくハルオたちに怯えロッカーに隠れていた敏郎の姿だった。その姿を見たとき、苑子の中で何かが動き始めた…。
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