1983年8月26日 公開
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紅夜夢
- 主演
- 親王塚貴子
- 出演
- 江崎和代/森村陽子/青山恭子/小林稔侍/名和宏
- 監督
- 西村昭五郎
- 脚本
- 山之上二郎
- その他
スタッフ - 撮影/森勝 照明/嶋田宣代士 録音/高橋三郎 美術/野尻均 編集/阿良木佳弘 助監督/小野多美雄
- 音楽
- 音楽/伊藤晴康 選曲/小原孝司
- 解説
- 高橋お伝、心底惚れた男のためにその肉体を捧げた女の実録物語!!
- あらすじ
- 高橋お伝は本当に悪女だったのか?……
愛する男のために身体を売り、身も心もボロボロになるまですり減らしたひとりの女。哀しいまでに女の性(さが)を貫き通し、自らの短い生涯を男との生活に賭け、波瀾万丈の人生を送った高橋お伝。
明治初期の横浜を舞台に、夫を持ちながら複数の情夫との関係を続け、ついには憎い金貸しの男を殺して金を奪い、首斬りの極刑にあった高橋お伝の実録物語。
明治九年八月。東京市ヶ谷監獄に透き通るような白い肌をした若い女が投獄された。
女の名は高橋お伝。生まれは上州利根郡下牧村。十六の時に波之助という婿養子をもらったが、波之助は業病やみのヒドい病身で、手も足も痺れ、酒なくしては生きていけない身体になっていた。
当然、医者の払いも溜まり苦しい生活のお伝は、四十絡みの金貸し田中甚三郎の所へ行く。金は借りられたものの好きモノの甚三郎にその美しい身体をおもちゃにされてしまった。
横浜にいい医者がいるのを聞いていたお伝は、波之助と共にそのお金を持って夜逃げすることにした。二人は互いの体を弄り合いながら、夢中で将来のことを話し合った。
…そして三年後、横浜…。 - 販売・配信