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1981年10月23日 公開

  • 悪女軍団

    主演
    八並映子
    出演
    風祭ゆき /泉じゅん /伊藤京子 /中尾彬 /嵯峨美京子 /麻生みちこ /広井純 /高木均 /宇南山宏 /益富信孝 /浜口竜哉
    監督
    小沼勝
    脚本
    鈴木則文
    その他
    スタッフ
    原作/勝目梓 プロデューサー/岡田裕 企画/成田尚哉、進藤貴美男 撮影/森勝 照明/川島晴雄 録音/橋本文雄 美術/川船夏夫 編集/鍋島惇 音楽/甲斐八郎 助監督/川崎善広
    音楽
    甲斐八郎
    解説
    身体を武器に「悪女軍団」が壮絶な復讐に挑む、官能バイオレンス大作!脚本は『トラック野郎』の鈴木則文、ロマンの巨匠・ 小沼勝監督作品。出演は、八並映子・風祭ゆき・泉じゅん・伊藤京子・中尾彬。
    あらすじ
    こんな女たちなら、犯(や)られてもいい
    男の5感を刺激して、「悪女軍団」の戦いが始まった…

    ■解説
    ヤクザの親分が殺され、残された若い後妻と二人の娘が凄絶な復讐を遂げるまでを描く。勝目梓原作小説の映画化。
    脚本は『トラック野郎』『忍者武芸帖 百地三太夫』の鈴木則文。女任侠アクションの『緋牡丹博徒シリーズ』を脚本家として生み東映アクションの映画骨法にロマンポルノの武器であるお色気を満載に加味した娯楽脚本を作り上げた。監督はロマンポルノの巨匠・小沼勝。日活ニューアクションで助監督時代に映画を学び、念願のアクション作品となった。娯楽映画の粋を知り尽くした両巨頭が揃って贈る、官能バイオレンス大作!
    出演は、殺された親分の後妻に元大映の悪女役でならした八並映子。義理の娘にロマンポルノの代表的人気女優・風祭ゆき。スレンダーな体ながらチャイナ服でのドスアクションは、タランティーノが『キル・ビル』で指名起用したのも納得の魅力だ。もう一人の娘には、美乳と抜群のプロポーションでこちらもトップ女優の泉じゅん。アフロヘアに濃い目のメイクが無国籍的な官能感を醸し出す。出演は他に、伊藤京子・中尾彬・広井純・高木均・宇南山宏。
    東映&ロマンポルノが混然一体となったピンキーバイオレンス大作!

    ■ストーリー
    立川市の博徒、堀越組親分が殺された。組は解散寸前に追い込まれ、後妻の涼子、二人の娘・真紀と昌子の三人は組の再建と復讐を誓う。「悪女軍団」誕生だ。若頭・稲村と情報屋石沢の協力で、大暴力団・南郷組の大島と町田の仕業であったことをつきとめた。三人は二人を色仕掛けでホテルに連れ込み、いたぶって殺害した。
    米軍基地跡の利権をめぐり、土地を所有する立航企業の顧問になっている堀越の同意なしで土地の用途は決められないことになっており、立航企業の新社長・田畑が南郷組を使って邪魔な堀越を殺させたことが分かった。さらに背後で四井不動産の下沢と代議士・笠井が糸を引いていた。
    三人は田畑を更なる復讐のターゲットとする。別荘に連れ込んで軍団総出で血祭りにあげた。笠井はニューハーフの瑠美と情事に耽っているところを写真に撮り、妾に生ませた圭子を誘拐した。圭子を真紀のレズテクニックで堕としこみ、笠井に要求を出そうとしていると南郷組に軍団のことが知られ逆に涼子を監禁されてしまう。軍団は総攻撃をかけ南郷を射殺し、笠井に圭子と引きかえに一億円を要求した…。

    (2022年9月2日 DVD発売)
    販売・配信

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