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1979年10月 6日 公開

  • 官能テクニック 唇・舌・指

    主演
    日野繭子
    出演
    青野梨麻(青野梨魔) /国分二郎 /梨沙ゆり /港まゆみ 
    監督
    渡辺護
    脚本
    小水一男
    その他
    スタッフ
    プロデューサー/門前忍 撮影/久我剛 照明/森久保雪一 編集/酒井正次 録音/銀座サウンド
    解説
    成人映画界のレジェンド、渡辺護(監督)&小水一男(脚本)&日野繭子(主演)が結集した歴史的作品!
    あらすじ
    激情のトリプル遊戯!
    三つの肉体がからみ合う
    気が遠くなるほどの歓喜

    ■解説
    成人映画界のレジェンド、渡辺護(監督)&小水一男(脚本)&日野繭子(主演)のコンビが揃い踏みしてロマンポルノに残した歴史的官能作品。

    ロマンポルノは3本立ての1本に、日活製作作品とは別の外部製作の作品を入れて多数の作品を生み興行ラインナップを編成した。次から次へと量産する中で、撮影所の豊かな人材とは別に、外部の優れた製作スタッフやノウハウを取り入れることでロマンポルノはより豊かなフィルモグラフィーを成立させていった。外部作品は主にピンク映画界の優れた人材により、日活製作とはまた別の魅力をもつ作品となることが多かった。

    本作はピンク映画の黎明期からその隆盛を支え、美保純、可愛かずみのデビュー作を手がけたことで知られる渡辺護の監督作品。可愛かずみという名前の名付け親であり、まさに成人映画界のゴッドファーザーというべき存在といえる。 脚本は小水一男。ガイラの別名で知られ、若松孝二プロ作品で助監督他多彩な活動を行い、監督としてもビートたけしからのオファーを受け『ほしをつぐもの』で一般映画に進出した異才である。主演女優の日野繭子はピンク映画が生んだトップ人気女優。あどけないロリータフェイスと均整のとれたプロポーション、大胆なからみでグラビア等でも人気となり、ノイズミュージックの世界に飛び込み現在は世界的なアーティストとして活躍しているまさにレジェンド表現者だ。

    金が無く、カップヌードルで毎日凌ぎながら部屋でSEXに明け暮れているカップル。かつての女友達の家を訪ね、自分たちの淫らで激しいSEXを見せつけては、「結婚祝い」として情欲の虜としていく。かつての女友達を「寝取る」旅を重ねる、というプロットは現在アダルトジャンルで人気ジャンルとなっている「寝取り」を先取りする巧みなプロット、あまりにも淫らで強烈なからみの連続、昭和成人映画の真髄が刻まれている傑作だ。

    ■ストーリー
    アパートの一室。布団の上に友子と博が横たわっている。友子は博の股に手を入れて持てあぞぶが、微動だにしない。友子がトイレに立ち、排尿の音が聞こえてくる。ムラムラと欲情が湧いてきた博は、トイレでかがみこんでいる友子にむしゃぶりつき、まだ濡れている友子の恥部をこねくり回す。「変態!」などと抵抗していた友子だったが、「早く!もっと深く!」と喘ぎだすのであった。

    部屋でぐったりする裸の友子と博。鼻をならし、博の下腹部に顔をうずめて懸命に奉仕するが、やはり微動だにしない博の一物。友子は「博の為ならなんでもする」と言うのだが…。とそこへ、友子のクラス会の案内状が配達されてくる。博は、「金なし、職なし。やる事といったらアレばかりの男と同棲してちゃ、クラス会には行けないないぁ、別れるか?」と言う。友子は激しく頭を振り、博にむしゃぶりついていく。突然、友子が「旅行しよう!」と言い出し、クラスメートに沢山会わせてあげる、というのであった。友子と博は、昔のクラスメートを訪ねる為に、地方都市を訪れるのだが…。

    (2023年3月3日 DVD発売)
    販売・配信

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