作品データベース

1978年9月23日 公開

  • 時には娼婦のように

    出演
    なかにし礼/鹿沼えり/宮井えりな/水島美奈子/越美晴/今井健二/絵沢萠子/高橋明/藤健次/有働智章/中野文吾/草薙良一/関川慎二/佐藤了一/大平忠行/庄司三郎/影山英俊/梨沙ゆり/飯田紅子/小島洋子/【友情出演】大竹省二/星野哲郎/中山大三郎/石田ゆり
    監督
    小沼勝
    脚本
    なかにし礼
    その他
    スタッフ
    原作/原案/なかにし礼 撮影/前田米造 照明/川島晴雄 録音/福島信雅 美術/坂口武玄 編集/井上治 助監督/黒沢直輔 
    音楽
    なかにし礼
    解説
    愛する恋人たちよ
    あらすじ
    良介はある日チンピラ十郎の恋人と関係してしまい、十郎はその腹いせで良介の恋人・真理子を強姦してしまう。真理子はショックで精神が不調になり、良介の捨て鉢の人生が始まる。やがて良介はモデルのマコと結婚した。目的もないままエロ本の翻訳で生計を立て、マコをはじめ数人の女とのSEX、酒、タバコ耽るただれた毎日を過ごしていた。良介はマコとの激しい交わりの後、はりさけんばかりの胸の痛みに襲われる。病室で良介はマコを抱いてやれない己への憎悪と悲しみを感じた。退院した良介は、メグと別れに行く。別れのセックスの途中で息切れしてしまう。満たされぬメグは、良介の弟分・松本に絡んでいく。目を覚ましてメグと松本の愛欲の様を見た良介は、寂しさと安堵感を覚えるのだった。良介とマコは、お互い愛し合いながらも衝突を繰り返す。マコとの交わりの中、胸の痛みに襲われ良介は病院に運ばれる。病院をぬけだした良介は雨に濡れながら、弦の切れたギターを手に歌っている少女を見た。少女は狂っていた。何度も何度も繰り返し歌う少女に、真理子の姿が浮かんでくるのだった。「僕は幸せになっちゃいけないんだよな」と少女に語りかけた。やがて奇妙な共同生活が始まった。マコが妊娠した。マコは少女を連れ出して、故郷・青森の精神病院へ入れてしまう。青森へ向かった良介。青森はねぶた祭りの喧騒で、街中がざわめいていた。良介はねぶた祭りに何もかも忘れるようにハネまわる。倒れるまで、ただひたすらハネまわるのだった…。
    販売・配信

一覧へ