1978年3月18日 公開
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危険な関係
- 主演
- 宇津宮雅代
- 出演
- 片桐夕子/野平ゆき/三浦洋一/根岸明美/風戸佑介
- 監督
- 藤田敏八
- 脚本
- 新藤兼人
- その他
スタッフ - 原作/ピエル・コデルロス・ラクロ 撮影/安藤庄平 照明/高島利隆 録音/紅谷愃一 美術/徳田博 編集/井上治 助監督/根岸吉太郎
- 音楽
- クリエーション
- 解説
- あヽわたし、こんなことを… 貞淑な女たちの 花心を濡らして 性の輪舞が始まる!
- あらすじ
- 【解説】(公開当時のプレス資料より)
アンモラルな恋愛をテーマにした、ピエル・コデルロス・ド・ラクロ原作の「危険な関係」の三度目の映画化。
憎く燃えたぎるジェラシーと、ゲーム的に存在する性の中でくり広げられる男と女の邪悪な関係。やがてジェラシーの波紋は、貞淑な人妻の真実の愛を深く傷つけてゆくのだった。
今回のエロス大作では脚本にシナリオ界の大御所新藤兼人が、「けんかえれじい」以来日活十二年ぶりの復活。感覚派の第一人者藤田敏八と四つに組み、「原作の西洋的な性を日本人としての性に置きかえ、生命の根源である性の極致を描きたい。」と意欲を見せている。
キャストも、ますます円熟味を増し日活初出演に張切る宇津宮雅代のほか、片桐夕子、野平ゆき、根岸明美といった個性豊かな女優陣に、いま若者のアイドル三浦洋一のほか風戸佑介、井上博一らの男優陣と重厚。
尚、音楽プロデュースを内田裕也が担当しデューク・ジョーダンの「危険な関係のブルース」をクリエーションが演奏している。ハードロックのクリエーションの初のジャズ挑戦である。 - 販売・配信