1977年12月24日 公開
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肉体の門
- 主演
- 加山麗子
- 出演
- 宮下順子/山口美也子/志麻いづみ/渡辺とく子/遠藤征慈/富田仲次郎/花上晃/大泉滉/岡本麗/森川麻美/工藤麻星/桜井とも子/高橋明/坂本長利/椎谷建治/島村謙次/信太旦久/堺美紀子/小泉郁之助/北上忠行/小見山玉樹/庄司三郎
- 監督
- 西村昭五郎
- 脚本
- 田中陽造
- その他
スタッフ - 原作/田村泰次郎 撮影/山崎善弘 照明/高島正博 録音/木村瑛二 美術/徳田博 編集/西村豊治 助監督/岡本孝二
- 音楽
- コスモス・ファクトリー
- 解説
- 門がひらく、女の夜が明ける 女<性と愛>の原点に迫る 「肉体文学」鮮烈のロマンポルノ映画化!
- あらすじ
戦後闇市の女たちを描いた田村泰次郎の原作を映画化したロマンポルノ巨編。加山麗子、宮下順子、山口美也子、志麻いづみ他主演級ロマンポルノ女優が勢揃いした豪華大作。脚本は田中陽造、西村昭五郎監督作品。
昭和二十一年、焦土と化した東京。闇市に蠢く人々を尻目に、公衆便所の中で恐怖に震える少女ボルネオ・マヤを二人のGuyが襲った。復員兵の伊吹新太郎は怒りに体が震えながらどうすることもできない。それは終戦直後の凄惨な日本を象徴するかのような姿だった。闇市には躰を売って生きているどぎつい化粧の女たちがいた。戦争孤児のマヤはその一人・お六と知り合う。マヤの頼みを聞いてお六は仲間のせんや美乃のいる地下室へ彼女を案内した。お六たちと一緒に、マヤの体を張った生活が始まった。品のいい良家の奥様を思わせる町子も仲間の一人だったが恋する男がいて、ただで抱かれてはいけないという掟を破っていることもあって、別行動をとることが多かった。雨の降る日、ずぶ濡れになった伊吹が地下室へ倒れ込むように降りて来た。伊吹は地下室で暮らすようになった。伊吹に憧れ、仲間の統制が乱れることを恐れたせんは、伊吹に出ていくように頼みながらも自分も虜になっていることを感じていた。暫く留守にしていた伊吹が牛を連れて帰って来た。湯気をたてて煮える牛肉をついばむマヤたちの笑い声が地下室に響き渡り狂乱となった。その晩マヤは伊吹を廃船に誘い、彼に強く抱かれ激しい愛撫をうける。突然の銃声が響いた―。
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