1977年12月10日 公開
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セミドキュメント 観光バス・濡れ濡れジャック
- 主演
- 渚りな
- 出演
- ちなみらら/浜崎摩耶/北沢万里子/野上正義/堺勝朗/今泉洋
- 監督
- 久我剛
- 脚本
- 池田正一
- 解説
- いやん。イヤイヤ。ああ、良いわ 女たちの喘ぎ声響かせて、バスは昇天まで突っ走る
- あらすじ
- 山道を彷徨っていた文無し腹ペコの二人組、野田と黒岩は、一台の観光バスを見つけ、忍び込む。そのバスはバスガイド達の研修会用のものだった。やがて二人を見つけた研修生達は騒ぎ、逃げ出す。車内には逃げ遅れた6人のガイド達が窓から顔を出して叫んでいる。「助けて。バスジャックよ」慌てる二人。カーラジオの臨時ニュースがバスジャック事件発生を告げている。あっという間に二人は犯人にされ、バスは包囲された。「捕まる前に姦っちゃおうか」二人はガイド達を裸にしてレイプする。夜になって何故か二人とガイド達は打ち解けて、女達の指示で野田は、次々と要求を出し始めた。事件はローカルから全国へ報道され、一躍有名犯罪者である。現場は膠着状態。そんな時、説得に来た老父に対して野田がとったある行動に、国民の評価が一転。二人の人気は売れっ子芸能人並に急上昇。ついに時の総理が重い腰を上げたのだが…
■解説
ふとした事からバスジャック犯に間違われた二人の男。通報で、バスは山間の村外れで包囲される。車内には逃げ遅れた6人のバスガイド研修生。「捕まる前に姦っちゃおうか」お気楽二人組は、女達に襲い掛かった。ところが、ちょっとした事をきっかけに、事件は、村から街へ、街から全国へと報道され、やがて政府をも巻き込んだ大騒動に発展して行く。全く先の読めない展開は、どんな結末をむかえるのか。
1977年制作当時の世相も反映した不条理ハチャメチャ諷刺コメディ。 - 販売・配信