1976年10月20日 公開
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東京秘密ホテル けものの戯れ
- 主演
- 宮下順子
- 出演
- 八城夏子/水乃麻希/丘奈保美/絵沢萠子/井上博一/三川裕之/織田俊彦
- 監督
- 藤浦敦
- 脚本
- 芦沢俊郎
- その他
スタッフ - プロデュサー/樋口弘美 企画/奥村幸士 撮影/山崎善弘 照明/高島正博 録音/神保小四郎 美術/渡辺平八郎 編集/鍋島惇 助監督/山口友三
- 音楽
- 高田信
- 解説
- あっッ…もう駄目、たっていられないわ… 背徳にふるえながら 官能の淵にめくるめく昼下り! 宮下順子主演、秘密売春の危険な欲情!
- あらすじ
- 宮下順子主演、出色の設定と展開で秘密売春組織を描く官能サスペンス篇。監督はロマンポルノの名人・藤浦敦。
い、寝たきりの良介の顔にまたがって、思い切り口唇の愛撫に身をまかせていた。立花書店に時折妙な客があった。世界戯曲全集の第四巻イギリス篇だけ売って欲しい、という客の注文に、春枝の眼がキラリと光る。表紙を開くと、そこに若い娘の写真が貼ってある。契約成立。春枝は秘密売春グループを組織していた。客がOKを出せば、数時間後には都内のホテルの四〇一号室“立花モデルグループ”のプレートのかかった部屋で、好みの女性を抱けるというシステムだった。かかえている女たちは超一流、知性派の女秘書はSM好み、健康派の体操教師はどんな体位も可能、なかには女性ハンターもいた。ある日第一巻“ギリシャ篇”を指定する客が来た。第一巻の指名は春枝自身だった。熟れ切った肉体をもてあまし気味の春枝は、その日男を貧欲にむさぼった。その隣室で殺人事件が起こった。春枝は一瞬、その犯人の顔を見たために警察に協力せざるを得ないはめになった。担当の刑事は昔の恋人、雄一だった。春枝は、犯人が以前売春の客で来たことのある男だと思いあたったが、それを口にすることは出来なかった。雄一は春枝たちの売春行為をかぎつけた。執拗な操作によって犯人の逃亡先が判明し、無事事件は解決した。その夜、雄一は春枝を抱いた。過ぎし青春の日々を思い出しながらふたりは燃えた。後ろから突きあげられるのが好きな春枝のセックスの好みは、あの頃と少しも変らなかった。
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