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1976年7月31日 公開

  • 色情海女 乱れ壷

    主演
    八城夏子
    出演
    渡辺とく子/丘/奈保美/堂下かずき/石津康彦/水城リカ/小泉郁之助/玉井謙介
    監督
    遠藤三郎
    脚本
    大工原正泰
    その他
    スタッフ
    撮影/高村倉太郎 照明/直井勝正 録音/古山恒夫 美術/林隆 編集/堀田好倫 助監督/飛河三義 
    音楽
    奥沢散策(=山本直純)
    解説
    にいちゃん、抱いて! 海鳴りが私を狂わせる…
    あらすじ
    ■解説
    1976年に公開されたロマンポルノ夏の定番「海女」シリーズの第2作。主演・八城夏子の陽灼けした健康的な肢体がまぶしく、渡辺とく子、丘奈保美らが脇を固める。監督は、遠藤三郎が担当。オールロケーションの醍醐味をふんだんに生かして、少しずつ変化していく男女4人の姿を叙情的に描いている。


    ■ストーリー
    外房の小さな町。海女の布川初子(八城夏子)と異父兄の浩一(堂下かづき)は、互いに想いを寄せていた。しかし、ふたりは「兄妹」であるために、素直な気持ちを打ち明けることが出来ないでいた。そして、常に「世間体」を気にする浩一に、初子は苛立ちを募らせるのだった。
    ある日、浜辺に心中未遂の男女が引き上げられた。女の名を、前島鈴子(渡辺とく子)、男を杉田安男(石津康彦)といった。鈴子と安男は、虚脱感にとらわれながらも回復し、町での生活をはじめる。鈴子は、網元の大高吉太郎(小泉郁之助)の経営するバーで働くことになり、次第に安男との関係に現実を見出せなくなるのだった。一方、安男は町をブラブラと歩き回る日々が続いた。
    夜の海辺。初子は、ボロ船を眺めている安男に会った。初子は、浩一に1人暮らしを申し出たが、口論となった末に泣きながら家を飛び出して来たのだった。ふたりは、その場でお互いの境遇を話し合った。通じ合うものを感じ取った初子は、行き場所のない安男を家に泊めることにした。その晩、初子は隣の部屋で浩一が寝ているのにもかかわらず、安男に体をあずけるのだった。浩一は、初子の洩らす声を息をひそめて聞いていた。
    その翌日、浩一が急に町を出てしまう。それを知った初子は、必死に駅まで追いかけるが、すでに浩一を乗せた電車は出てしまった。その夜、初子は寂しさをまぎらわすかのように安男を積極的に求めるのだった……。
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