1974年8月28日 公開
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実録 桐かおる にっぽん一のレスビアン
- 主演
- 桐かおる
- 出演
- 春日トミ / 中島葵 / 芹明香
- 監督
- 藤井克彦
- 脚本
- 宮原 和男
- その他
スタッフ - 撮影:安藤庄平 / 照明:高島正博 / 録音:木村瑛ニ / 美術:渡辺平八郎 / 編集:鍋島惇 / 助監督:高橋芳郎
- 音楽
- 月見里太一(=鏑木創)
- 解説
- 女が責める、女が狂う……レスビアンの女王桐かおるの私生活を赤裸々に暴く!
- あらすじ
- 女が責める、女が狂う…
レスビアンの女王・桐かおるの私生活を赤裸々に暴く!
濡れる肢体がうねる妖艶なレズショー!
果てしない牝と牝の快楽!!
■解説
一条さゆりと並ぶ、伝説の「レスビアン」ストリッパー、桐かおる主演による異色の実録レズビアンロマンポルノ作品。
レズビアンショウの世界を切り開いた桐かおるの妖艶な舞台と、その私生活を実録タッチで描く。劇場全体が総鏡張りとなっている京都千中ミュージックで公演中の桐かおる一座をに密着ロケーションを敢行、昭和のストリップ・カルチャーにおける重要な遺産というべきその圧倒的な舞台の熱気、その楽屋裏をあますところなく映し出している。名優の小沢昭一は生涯をかけて取り組んだ「日本の放浪芸」シリーズで桐かおるを取り上げており、本作品の企画協力、更に特別出演をはたしている。貴重な当時のストリップドキュメントでありながら、ロマンポルノが得意とする実録ドラマでもある、必見の一作。共演には、中島葵・芹明香が揃い、神代辰巳監督の名作「一条さゆり 濡れた欲情」と並ぶ実録メタフィクションの傑作。
■ストーリー
桐かおる一座は、レズビアンショーを出し物にして全国を渡り歩いてる人気ストリップ一座である。座長の桐かおるは私生活でも、レズビアンショーの男役を務める春日トミと夫婦の関係だった。他の座員ともレズの関係を楽しんでいた。ある日、桐は京都の舞台が引けた後、バー「小夜」に出かけた。そこのママ・おさよも桐に惚れている女の一人だった。そこで桐は新入りのホステスの、まだ子供っぽさが抜けない少女のようなミチに目をつけた。桐はミチを酔わせてを外に連れ出しホテルへ連れ込む。桐の巧みなレズビアンテクニックによって、ミチは男からは得られない深い快楽に導かれていった。しかし桐は快感を得ることはなかった。満たされない欲求のはけ口として、他の娘たちに慰めてもらうのだった。 翌朝、桐が体裁悪そうに家に帰ると、トミはこまごまと掃除や片づけをしている所だった。このトミもやはりミチと同じように、別府のバーで見つけた娘だった。一方、桐とミチとの関係を知ったママのおさよは狂ったように怒った。桐と寝たミチへ嫉妬しているのだ。勝気なミチとおさよの激しいつかみ合いの大喧嘩が始まった。そこへ、ひょっこり現われたのは着流し姿の桐だった…。 - 販売・配信