作品データベース

1973年9月12日 公開

  • 新宿ラブ・ホテル 週末(秘)天国

    主演
    牧れい子
    出演
    大山節子 /葉月かおる /静ゆき /橘田良江 /堀弘一 /浜口竜哉
    監督
    遠藤三郎
    脚本
    佐藤道雄
    その他
    スタッフ
    企画/伊藤亮爾 撮影/山崎敏郎 照明/直井勝正 録音/高橋三郎 美術/菊川芳江 編集/井上親弥 助監督/浅田真男
    音楽
    奥沢散策(=山本直純)
    解説
    今日も切ない夜が来た! アベック天国、恋の町! どうすりゃいいのさこの体、 燃える炎が身を焦がす‼
    あらすじ
    ■解説
    風俗街・新宿のラブホテルを舞台として、様々なセックス模様を濃厚な絡み満載で描くロマンポルノ作品。
    70年代の活気に満ちていた新宿はロマンポルノの舞台となることが多かった。本作はその新宿のラブホテルに舞台を設定したシチュエーションコメディ。現在とは違った猥雑な性のエネルギーが満ち溢れていた様子が、ラブホテルに集まる人々によって描かれている。 初期ロマンポルノならではの面白さに満ちた作品。主演の女子店員を演じるのは牧れい子。マリリン・モンローとディマジオが帝国ホテルに泊まった時のベッドが置かれているという人気の部屋「モンローの間」の担当店員イク子を、エキゾチックな魅力満載で演じている。共演は大山節子・葉月かおる・静ゆき・橘田良江。ナレーションを由利徹が担当している。監督はロマンポルノの実力派監督として名高い遠藤三郎。

    ■ストーリー
    日本一の歓楽スポット、新宿ラブホテル街は今夜も大盛況。イク子はその一角の連れ込み・花園ホテルの女中だ。盛り上がったバストが服からはみ出しそうなグラマラスガール。彼女の担当の“モンローの間”はいつも人気の部屋だった。この部屋のベッドは、かつてマリリン・モンローとディマジオが帝国ホテルに泊ったときに使用したものだ、というのだが確証はまったくない。
    今日も、アベックのご入来に備えて、イク子は掃除に余念がない。ホット一息ついたところで、何となく昨夜の若いアベックを思い出して切なさがこみあげてくる。イク子も年頃、身体が火照って、手は自然と下半身へ…。そんなところへやって来たのが寿司屋の若旦那、竹さん。ホテルのマスターとも友だちで出入りはフリー・パス。奥さんに逃げられた、とかで目下独身中。二人はモヤモヤっとするが客が来たという知らせがあった。イク子は慌てて出て行くが、竹さんは仕掛けのぞき窓のあるトイレの中へ隠れる。入って来た客はサングラスの男とホステスのルミ。ところが間もなくもう一人の男がやって来たので、サングラスの男はベッドの下へもぐり込んだ。変な組合せだったが、彼らが帰って間もなく、今度は若いアベックがやって来た。明男とヒデ子である。二人は集団就職でやってきて、間もなく結婚する仲のようだ。次には先生とスケバンが入ってくる。入れ代り立ち代りの悩殺シーン、イク子の肉体もカッカッとして…。

    (2023年7月5日 DVD発売)
    販売・配信

一覧へ