1972年2月 9日 公開
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しなやかな獣たち
- 主演
- 田中真理
- 出演
- 嵯峨正子（山科ゆり）／谷ナオミ／高見由紀／嵯峨正子／原司郎／北上忠行
- 監督
- 加藤彰
- 脚本
- 中野顕彰
- その他
スタッフ - 撮影／萩原憲治 照明／高島正博 録音／高橋三郎 美術／川船夏夫 編集／辻井正則 助監督／八巻晶彦
- 音楽
- 世田のぼる
- 解説
- 私の体にはじめて触れて 女の喜悦を教えてくれた 憎いあいつに心がかよう！ 田中真理、山科ゆり 谷ナオミ3女優鮮烈、ロマンポルノ青春篇！
- あらすじ
初期ロマンポルノの女神、田中真理主演作品のあまりにも鮮烈な青春エロス篇。嵯峨正子（山科ゆり）・谷ナオミが顔を揃えた豪華布陣。監督は加藤彰。
上野公園、ここでは昔から変わることなく今日も家出者が集まっていた。サブとケンはここに集まる家出娘を狙ってスケコマシをしながら、いつかはこの一帯を仕切っている大和田組の組員になりたいと願っていた。サブは、姉の冴子が大和田組の幹部・黒田の情婦であることから黒田を兄貴と呼んでいた。黒田は組長の命令で麻薬を手に入れるための金を作ることになり、以前の情婦・里子が勤めていた病院から麻酔薬を持ち出させ、その受け取り役をサブにやらせた。指定の場所に現われたのは里子ではなく、院長の娘・由美だった。
黒田に、薬を持ってきた女はお前の好きなようにしろ、と言われていたサブは薬を奪うと強引に由美を犯した。由美が身代わりであったことを知ったサブは申し訳なく思い、由美はサブに惹かれるのを感じていた。サブから麻薬を受け取った黒田は、それを偽物だとして着服した。そして今度はケンに、組員になりたければ、里子を犯して麻薬をもってくるように命じる。それを知ったサブはある覚悟を決める。
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