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1981年9月25日 公開

  • 制服処女のいたみ

    主演
    美保純
    出演
    青木美枝子 /杉佳代子 /島村謙二 /武藤樹一郎 /田島敦 /本間窓奈 /下元史朗
    監督
    渡辺護
    脚本
    小水一男
    その他
    スタッフ
    企画/松本忍 撮影/鈴木史郎 照明/近藤兼太郎 編集/田中修 録音/銀座サウンド 助監督/田島敦  製作/現代映像企画
    音楽
    飛べないアヒル
    解説
    初めて失ったその夜、私は女になった―
    恥じらいと興奮にわななく純白の裸身。

    あらすじ
    ■解説
    美保純のデビュー作品。ロマンポルノの『ピンクのカーテン』シリーズで人気に火がつき一躍ロマンポルノのスターとなった美保純は、アダルト出身のアイドルという概念を根本的に変えてしまった革命的な存在といえる。『男はつらいよ』シリーズやTV『北の国から』『あまちゃん』等々、国民的な人気者となっていく美保純だが、本作はまだ無名の美保純が初めての映画主演を果たした記念すべきお宝フィルム。その天衣無縫なキャラクターと魅力が生き生きと映し出されている。地方のディスコ好き少女だった美保純本人のテイストをそのまま生かした設定で作られた作品で、ブレイクする前の原石のような魅力が光り輝く唯一無二の傑作となっている。
    監督の渡辺護は成人映画のパイオニアともいえる存在。この映画の美保純を次のように語っている。
    「喫茶店で待ってたら女の子が歩いてくる。オーラがあるんだ。それが美保純だった。  話を聞いたらディスコクイーンコンテストで一番になったって言うんだ。それで踊ってるとこを撮ろう。そこから話を始めようと。(脚本の)ガイラと相談して、ディスコでシンデレラの靴がぬげたってことでホンをつくった。美保純言葉ってのがあるんだ、自分のしゃべり方でセリフ言えと。アフレコのとき口が合わなくても面白いからOKしちゃったんだよ。美保純は可愛かった。魅力的だった。」

    ■ストーリー
    マリと栄美は好奇心旺盛なティーンエイジャー。今日も学校の帰りに、制服からロッカーに置いてある私服に着替えて夜の街へ向かう。二人はセックスの好奇心いっぱいで歌舞伎町を歩く。二人はディスコに入っていく。そこでは「ディスコクィーン・コンテスト」の真っ最中。圧倒的に上手なマリは予選を通過した。嫉妬の目で見つめている栄美は男に声をかけられた。タレントのスカウトを装う輪島だった。甘い言葉で声をかけては売春させていた。相棒の里見と連携し、トイレに誘い込まれた栄美は輪島に犯されてしまった。ディスコ・クィーンになって有頂天のマリだが、一方で栄美の姿が見当たらなくなってしまった、新宿の街を探すと、栄美が輪島と里見に連れ込まれているのを見つけた。二人に脅されて、売春を強要されていた。友達を弄んだ奴らを許すことは出来ない!痛みと悔しさ、憤り。マリは男たちへの復讐を誓った!

    (2023年7月5日 DVD発売)
    販売・配信

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