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1974年9月21日 公開

  • 赤線玉の井 ぬけられます

    主演
    宮下順子
    出演
    丘奈保美/芹明香/中島葵/吉野あい/絵沢萠子/蟹江敬三/江角英明/益富信孝/吉川義範/殿山泰司/前野霜一郎/粟津號/高橋明/河野弘/織田俊彦/庄司三郎/清水国雄/小見山玉樹/伊豆見英輔/谷文太/佐藤了一/賀川修嗣/影山英俊/山岡正
    監督
    神代辰巳
    脚本
    神代辰巳
    その他
    スタッフ
    原作/清水一行(徳間書店刊“赤線物語”より) 撮影/姫田真佐久 照明/直井勝正 録音/秋山一三 美術/横尾嘉良 編集/鈴木晄 助監督/鴨田好史 
    解説
    肉をひさぐ女の哀愁が、どぶ板露地を吹きぬけて行く……
    あらすじ
    シマ子は玉の井の特飲店「小福」で働いている、働いているといえば聞こえがいいが身体を売って暮らしている。どういうわけか、シマ子は刺青をしている男に弱く、自分も太モモに花札の桜の刺青を入れていた。そして現在は、やくざの志波と馴染みを重ねる内に、熱が入り入れあげているのだ。新春を迎えて、いよいよ四月一日から売春防止法が発令されることになった。公子は正月早々、下町のアパートに住む松田と結婚するために辞めた。女将に貰った餞別で箱根の新婚旅行としゃれこんだが、松田の幼稚な愛撫にガッカリだ。けれど生娘で売り飛ばされてから四年間、毎日毎夜男に抱かれていたことを思えば、ちょっぴり幸福な気がしている。相変わらず、「小福」では女たちが奮戦中である。昨年の正月に繁子が一日に二十六人の客をとったと聞いた直子は、十三人を済ませたばかりだが、繁子の記録を破ろうと大張り切りだ…。
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